【日本酒の味を決めるものは?】酒造好適米について

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基本的に日本酒は、米、米麹、水からできています。

こんにちは。

今回は日本酒用のお米「酒造好適米」について解説したいと思います。

希少価値の高いお酒。

くどき上手のネーミングが好きです。↓

(山形)くどき上手 純米吟醸 1800ml 亀の井酒造

最初に述べましたが、日本酒の原料は、米・米麹・水の3つです。

日本酒に使うお米のことを「酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)」と呼びます。

酒造好適米の特徴には、以下の要素が挙げられます。

・粒が大きく、穂高の背が高い

そのため倒伏しやすく、丈夫な稲を育てるには高度な栽培技術が必要となります。

・粒の中心にある白濁した心白(しんぱく)という部分が大きい

たんぱく質と脂質が少なく、また吸水性がよく、醪(もろみ)に溶けやすいなど、日本酒を造る上で好条件となります。

普段口にしている食用のお米とは品種が異なり、炊いて食べてもパサパサしておいしくないそうです。

そんな酒造好適米の品種は、現在100種類以上あり、全国各地で栽培されています。

優しい酸味にフルーティな甘味。

静かでじんわりした旨さが口に広がって消えていきます。↓

(岩手)廣喜(ひろき)純米吟醸 1800ml 磨き5割5部

中でも一番の生産量を誇るのが「山田錦」です。

山田錦は、「酒米の王様」と呼ばれる品種で、2001年に酒造好適米の作付面積1位となりました。

兵庫県が最大の生産量を誇ります。

また、たんぱく質の含有量が少なく、雑味が少ない芳醇な味わいに仕上がりやすいのが特徴です。

そのほか、有名な品種をいくつか紹介したいと思います。

・五百万石(ごひゃくまんごく)

全国各地で栽培されているが、中でも新潟県で主に作られていて、淡麗ですっきりした味わいに仕上がりやすいのが特徴です。

・美山錦(みやまにしき)

長野県で開発された品種で、耐冷性が高く、寒冷地での栽培も可能です。

五百万石に近い淡麗ですっきりした味わいに仕上がりやすい特徴があります。

・雄町(おまち)

1866年に岡山県で誕生して以来、100年以上途切れず栽培され続けている唯一の品種です。

山田錦や五百万石のルーツでもあり、芳醇でコクのある味わいに仕上がりやすいのが特徴です。

雄町ファンのことを「オマチスト」と呼んだりします。

出羽燦々(でわさんさん)

1995年に山形県で開発された品種で、スッキリとした軽やかな味わいに仕上がりやすいのが特徴です。

ばくれんとは『親の言うことを聞かず好き勝手している女性』という意味。

おもしろい。↓

日本酒度+20の超辛口!亀の井酒造 吟醸超辛口+20 ばくれん 1.8L限定品

このように使うお米も、日本酒の味を構成する大事な要素となります。

また同じ銘柄の日本酒でも、使っているお米が違うこともあります。

色々な銘柄を飲み比べるのもいいですが、1つの銘柄のお米の違いを感じながら飲み比べるのも、日本酒の奥深さが知れておもしろいと思います。

世の中には1、5銘柄のお酒があるとされています。

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