【種類分け4種】日本酒の好みの伝え方
日本酒は、あっさりとか、スッキリとか辛口とか、甘味が強いとか、いろんなタイプがありますよね。
こんにちは。
日本酒は大きく分けて4種類に分類できます。
本日は4タイプ分類について解説したいと思います。
飲食店や小売店で「辛口の日本酒をください」と言ったことはないですか?
実はこれ、お店の人が一番困る表現であるらしく、辛口や甘口は曖昧な表現であり、人によって感じ方は異なるからだそうです。
ラベルに「辛口」と書いてある銘柄もありますが、これは日本酒度の数値が高く「糖分が少ない」という意味の表記であり、これが味わいそのものを示すものではないからです。
また、たとえ同じ「純米酒」であっても、使用するお米の品種や精米歩合、使用する酵母、製造方法などが異なれば、香りや味わいは異なり、中には、同じ銘柄であっても使用するお米の品種が違うこともあります。
ちょっ、なら、どーやって注文するんだよ!ゆーじ!!
って聞こえてきそうですね。
(兵庫県のお酒で、超辛のイメージです。↓)
奥播磨 ( おくはりま ) 純米 1.8L兵庫県 下村酒造【 284 】【 日本酒 】【 お歳暮 贈り物 ギフト プレゼント 】
そこで重宝するのが、日本酒の「4タイプ分類」です。
日本酒は舌で感じる味わいだけでなく、香りも重要な要素です。
「味わい」を横軸に、「香り」を縦軸にとったマトリックス図を日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)というところが作成した図を見ていきましょう。
その図をもとに、日本酒を
①「薫酒(くんしゅ)」
②「爽酒(そうしゅ)」
③「醇酒(じゅんしゅ)」
④「熟酒(じゅくしゅ)」
の4タイプに分かれています。
①薫酒(くんしゅ)
香り高い日本酒のことです。
果実や花のようなフルーティで甘い香りが特徴で、味わいは比較的軽快で、色調は透明感あるものが多く見られます。
薫酒が、海外での日本酒ブームを牽引しているのです。
②爽酒(そうしゅ)
清涼感あるすっきりした味わいで、香りは控えめの日本酒のことです。
「淡麗」などと表現されることが多いですね。
③醇酒(じゅんしゅ)
米のうまみやコクを感じさせるタイプの日本酒で、「ふくよか」という表現がぴったりときます。
主に、純米系・生酛(きもと)系・山廃(やまはい)系が当てはまります。
私は若干苦手なタイプ。
聞いてないわ!って聞こえてきますね。笑
地酒と呼ばれる日本酒の多くが醇酒のような味わいで、最も日本酒らしいタイプと言えますね。
④熟酒(じゅくしゅ)
ドライフルーツやスパイスに例えられる複雑な熟成香に、とろりとした飲み口と濃厚な味わいを持つ日本酒です。
色調は、黄金色など黄色みがかっているものが多く、5年以上熟成したものが典型的で、高級ワインや高級ウイスキーが熟成を尊ぶように、日本酒も熟成させるとうまみがのってくるのです。
(味も去ることながら、ネーミングもオシャレですね。↓)
ギフト 御年賀 山口県 株式会社澄川酒造場 東洋美人【とうようびじん】 純米吟醸50 1800ml 【日本酒】 お酒
自分の好みがわからなければ、まずはこの4タイプを飲み比べしてみるといいですね。
とくに唎酒師がいるお店なら、この4タイプ分類を理解しているはずで、きっとその日のおすすめ銘柄を提案してくれます。
とは言え!
甘めとか、スッキリとかでも、こんなのがいいと思いますって感じで、何種類か持ってきてくれるし、相談にも乗ってくれますから、気軽に頼んでみましょう。
こんなこと言ったら、もとも子もありませんが、甘口や辛口、スッキリなんかは、初めて飲んだ日本酒が基準になるので、全員感覚が違うのは当然なのです。
(こんなに辛口推しですが、やはり初めて飲んだ日本酒に依存されますね。↓)
日本酒度+20の超辛口!亀の井酒造 吟醸超辛口+20 ばくれん 1.8L限定品
二本のお酒を紹介しましたが、この二本は有名どころです。
もちろん、味や香りは抜群ですよ!
もう、何本飲んだか。笑
しかし、世の中には1、5万本のお酒があり、全てに出会うことができません。
そんなお酒に出会わせてくれるのがこちらです。↓
日本酒の変わり種を、知っている方はコメント欄で教えてほしいです。
これからも、お酒について発信しますので、気になる方は読者登録お願いします。
星印や、バナータップもお願いします。
では(゚ω゚)