【1合ってどれくらい?】日本酒の基礎知識
日本酒1合ってどれくらいか説明できますか?
こんにちは。
今日は、お酒の量の単位について解説したいと思います。
「1合」の「合(ごう)」は、日本でかつて使われていた「尺貫法(しゃっかんほう)」の体積の単位で、現在は、おもに日本酒や米を計量するときに使われています。
日本酒によく使われる尺貫法の単位は、「合」のほかに「升(しょう)」や「勺(しゃく)」があります。
明治時代に「1升=約1、8039リットル」と定められ、その10分の1の量が「合」、「合」の10分の1量が「勺」と定義されました。
◇合(ごう) 1合=約180ミリリットル。
ワンカップタイプの日本酒の多くが1合サイズです。
◇升(しょう) 1升=約1800ミリリットル(約1、8リットル)。
よく見かける1升瓶には、文字通り1升分の日本酒が入っています。
◇勺(しゃく) 1勺=18ミリリットル。
おもに、テイスティングに用いる「きき猪口」や「徳利(とっくり)」のサイズを表すのに使われています。
和歌山のお酒。
口当たりの柔らかさ、口に入ったときの華やかな吟醸香が特徴です。↓
次に日本酒1合と酒器の関係について解説します。
日本酒1合がちょうど入るサイズの酒器の代表といえば、1合徳利ですね。
徳利に入れ替えて飲めば、風情を感じられるうえ、適量とされている1合分のお酒を、じっくりと楽しむことができるでしょう。
しかし、徳利はすべて1合徳利というわけではありません。
徳利には、「8勺徳利(はっしゃくとっくり)」「8勺燗(はっしゃくかん)」という、1合の8割にあたる容量約150ミリリットルのものもあります。
お店で飲む場合、8勺徳利のほうが1回り小さいとはいっても、徳利の容量が1合か8勺かは、慣れている人でなければなかなか気づかないかもしれません。
なお、メニューなどに「正一合」と書かれている場合は、8勺ではなく、1合で提供していることを指しています。
青森県のお酒。
田んぼの米のみを使う酒ということで、純米酒造りにこだわりがあるそうです。↓
酒器によって量はマチマチ。
どれくらい飲めば1合なのか解説します。
1合徳利のようにわかりやすい場合もありますが、酒器によって容量はさまざまです。
日本酒を1合分飲みたいときは、以下を参考にしてみてください。
【お猪口】
一般的に使われているお猪口は、だいたい2勺(約35ミリリットル)くらいのサイズです。
お猪口5~6杯で1合と考えておけばよいでしょう。
【桝】
桝にもさまざまなサイズがありますが、お店などで提供される桝は、縦約6、4×横約6、4×深さ約4、5センチメートルの 1合サイズが一般的。
1杯=1合なので、わかりやすいですね。
【ワイングラス】
近年、日本酒をワイングラスで提供することが増えていますが、だいたい125ミリリットルを目安にしているお店が多いよう。
その場合、およそ1杯半が1合に相当します。
最近は小さな酒器で少量ずつ提供するお店も増えています。
メニューに容量が記載されている場合が多いので、「複数の銘柄を組み合わせて1合分飲む」というたのしみ方もできますよ。
日本酒に限らず、お酒は健康的においしく飲みたいものですよね。
人によって適量は異なりますが、まずは日本酒1合を目安に、たのしんでみてはいかがでしょう。
三重県のお酒。
「出会った皆で作り上げる酒」という願いを込めて「作 ざく」と名付けられたそうです。↓
作 ざく恵乃智 純米吟醸 1800ml 清水清三郎商店 三重県 日本酒
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