【失敗4選】ふるさと納税の注意点
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本日は、ふるさと納税の考えられる失敗を皆様に共有していただき、お得に、ふるさと納税してもらえるように解説していきます。
大前提として
【ふるさと納税をして寄付金控除を受けるには、
・翌年3月15日までに確定申告する
・翌年1月10日までにワンストップ特例制度の適用申請書を寄付した自治体に提出する
必要があります】
まずは、これを覚えておいてください。
私は、ふるさと納税をオススメしています。
その理由はこちらをご覧ください。
いくらお得な制度でもやり方を間違えると、逆に損をしてしまいます。
本日は、よくある失敗を紹介します。
勇気を出してふるさと納税したのに、損をしてしまうような事がないように最後まで見ていってください。
それでは、解説していきます。
①ふるさと納税したのに確定申告しなかったという失敗
原因として、やり方がわからず調べるヒマもなく、放置しているうちに期限を過ぎてしまう。
給与所得が主体の会社員は、大部分が、会社に年末調整をしてもらうことで所得税額が確定し、納税も完了するので、確定申告は不要です。
確定申告したことがない人が、ふるさと納税の寄付金控除を受けるために、初めて確定申告しようとすると、やり方がわからなくて苦労します。
やり方を調べるヒマがなく、やらずに放置しているうちに、申告期間を過ぎてしまうケースがあります。
2021年の場合、確定申告期間は、2月16日~3月15日です。
確定申告する予定の人は、覚えておきましょう。
ただし、確定申告をする目的が、ふるさと納税の還付申告だけならば、期限に遅れても、5年以内であれば、確定申告を提出することができます。
確定申告を忘れないための対策として
◯ワンストップ特例制度を利用
確定申告したことがない人は、寄付する自治体を5つ以内にして、確定申告不要のワンストップ特例制度の適用を受けましょう。
ほぼこれで解決します(笑)
◯早めに確定申告のやり方を教えてもらう
ふるさと納税するために確定申告書を書くのは、そんなに難しいことではありませんが、確定申告の経験がない人には、とても難しく感じます。
初めて、確定申告にチャレンジするならば、早めにやり方を調べておく必要があります。
税の仕組みについて知識があれば、国税庁や税理士事務所のホームページなどで調べるだけでわかることもありますが、大多数の人は、誰かに教えてもらわないとわからないと思います。
確定申告の時期になると、税務署・役所(市区役所・町村役場)などで、無料の確定申告相談窓口が開設されます。
一部税務署は、日曜日に相談窓口を開くこともあります。
お住まいの近くで、無料の相談窓口が、いつ、どこで開かれるか、調べておきましょう。
2020年の給与所得の源泉徴収票や寄付金受領証明書を用意して、相談に行ってください。 (ワンストップ利用すれば、こんな面倒ありません)
②ふるさと納税したのに、ワンストップ特例申請書を出さなかった
寄付する自治体が5つ以内で、寄付した翌年の1月10日までに寄付した自治体へワンストップ特例申請書を提出すれば、確定申告しないでも、ふるさと納税の寄付金控除を受けられます。
ところが、その申請書を出し忘れてしまうことがあります。
その原因として
◯年末ぎりぎりにふるさと納税したために、ワンストップ特例申請書を提出するのが、翌年の1月10日に間に合わなくなる。
対策として
年末が迫ってからではなく、もっと早い時期にゆとりを持って、ふるさと納税したほうが良いですね。
できれば11月中~12月上旬には終わらせておきたいですね。
というのは、役所は年末前に休暇に入りますので年末ぎりぎりでは、ふるさと納税自体が受け付けられない可能性があるからです。
◯複数の自治体に寄付して、一部の自治体には申請書を出したが、一部の自治体に申請書を提出するのを忘れてしまった。
対策として
5つの自治体にふるさと納税をしたならば、5つすべてに申請書を出す必要がありますので、それをきちんと理解して、実行しましょう。
ワンストップの書類は保管場所を決め、失くさないように保管しましょう。
③上限額を超えてふるさと納税を行ったため、自己負担額が2000円よりも大きくなった
原因として
2000円の自己負担だけで、ふるさと納税できる上限額を知らなかったために、上限額を超えて寄付してしまった。
対策として
年収、家族構成、扶養家族の人数などの条件により、ふるさと納税で自己負担額が2000円を超えずに寄付できる寄付上限額が決まります。
その上限額を知らないことには、ふるさと納税は始められません。
下の表を参考にしてください。
原因2つ目
去年よりも、今年の年収が大きく減少する見込みなのに、今年のふるさと納税上限額の計算を、去年の年収で行った。
対策として
今年の年収はまだ確定していませんが、今年のふるさと納税上限額を計算するには、今年の年収見込みを入力する必要があります。
2020年のふるさと納税上限額を知るためには、2020年の年収見込み額を入力する必要があります。
2019年の年収実績額を入力して計算できるのは、2019年に行うふるさと納税上限です。
今年の年収が大きく減る見込みの場合は、去年の年収ではなく、今年の年収見込み額を入力する必要があります。
④寄付金受領証明書をなくした
原因として
確定申告をしたことがない人は、あまり領収書をとっておく習慣がありません。
領収書を受け取っても、すぐ捨ててしまうのが当たり前となっていると、ふるさと納税の寄付金受領証明書も、うっかり紛失してしまうことがあると思います。
対策として
家庭内の目立つ場所に、医療費および寄付金などの領収書を保管する引き出しや、保管ボックスを作りましょう。
普段から、領収書を保管する習慣をしっかり身につければ、紛失のリスクも減ると考えられます。
以上の点に注意をすれば、お得な制度となってますので、しっかりと頭に入れて、ふるさと納税しましょう。
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