今さら聞けないデフレとは?
こんにちは。
今さら聞けないシリーズ化しました。笑
本日はデフレについてです。
デフレとは。
デフレーションの略で、物価が下がり続けることを意味しています。
基本的にはインフレの逆ですね。
物価が下がると、お金の価値が上がります。
例えば、今まで100円で買っていたコーラがあったとします。
デフレ後、50円に値下げしました。
今までは、100円でコーラを買っていたのに、たったの50円でコーラを買うことができるようになりました。
つまり、物価が下がるデフレを起こすことで、お金の価値が上がっています。
私たちの感覚では、お金の価値が上がるし、物価は安くなるしサイコーやん!
と思いませんか?
ただ、お金の価値が上がるというのは決していいことだけではありません。
デフレになるとどうなるのか、考えてみましょう。
…
…
考えましたか?
ホントに?笑
では、解説します。
◯メリット
・物の値段が下がる。
…実は、デフレのメリットってこれぐらいなんです。
◯デメリット
・デフレになると企業が儲けられなくなり、倒産する
・倒産すると、そこで働いていた従業員が失業する
・デフレは雇用の不安定や失業者の増大といった社会的不安をともなう。
・物価が下がるとお金が世に出回らなくなり、お金の価値が高まっていきます。
つまり、円高になるということです。
例えば、1ドル=50円の円高になった場合、日本で何かを買うよりも、ドルに両替し、海外で買い物をする方が安くなります。
そうなると日本のお金がどんどん海外へと流出してしまうのです。
円高、円安が分かりにくい方はこちらの記事を見てください。↓
このように、デフレはデメリットが非常に多いのです。
おさらいすると、
①物価が下がることで、販売価格が下がり、企業は儲けにくくなる。 ↓
②企業の売り上げが下がるので利益も下がる。 ↓
③利益を出そうと材料費や人件費などコスト削減を図る。 ↓
④物価は下がっているが給料も下がっているので生活は苦しくなる。 ↓
⑤さらにモノが売れなくなる。 ↓
⑥さらに値段が下がるという悪循環①へ戻る
まさに、今の日本ですね。
いかがでしたか?
インフレ、デフレについて分かっていただけたでしょうか?
インフレの記事はこちら↓
では(゚ω゚)